最近は不動産ポータルサイトやSNSでも多くの物件情報が得られ、家探しがとても便利になりました。しかし、「ネットの情報だけで判断する」ことには大きな落とし穴があります。実際、現地を見て初めて気づくことは少なくありません。
■1. 写真だけでは分からない“周辺環境”
物件写真は魅力的に見えるように撮影されています。しかし、
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目の前の交通量
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日当たりの実際の具合
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近くの騒音
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匂い、空気感
などは現地でしか分かりません。
「静かなエリアだと思っていたら、想像以上に車の往来が多かった」
「日当たり良好と書いてあったのに、隣家の影で午後は薄暗い」
といったケースは実際によくあります。
■2. 図面では見えない“使い勝手”
ネットの間取り図はあくまで平面図。
現地に行くと、
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天井の高さ
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家具を置いた時の動線
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壁・柱の位置によるレイアウトの制限
など、思っていた印象と違うことは多いです。
「想像よりもリビングが狭く感じる」は購入者が現地でよく口にする言葉です。
■3. 建物の状態は現地で見ないと判断できない
中古住宅の場合、ネットの写真は“良い部分”しか載っていないこともあります。
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壁紙の汚れ
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床の傷や沈み
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設備の劣化
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外壁のヒビ
など、重要ポイントは現地確認が必須です。
■4. 周辺の生活施設の距離感
「徒歩○分」と書いてあっても、実際は坂道が多かったり、夜は暗く感じたりします。
スーパーや学校、病院などは実際に歩いて距離感を確かめることが大切です。
■5. ネットに出ていない情報も多い
不動産には、売主さんや地域の事情から「ネット掲載不可」の物件もあります。
また、ネット掲載よりも早く成約してしまうことも多く、公開情報だけでは選択肢が限られることもあります。
【まとめ】
ネットの情報は便利ですが、「良し悪しを判断する材料」としては不十分。
最終判断は必ず、現地で“体感”して決めることが後悔しない購入のコツです。
不動産会社としては、物件の良い点も悪い点も含めてお伝えし、「実際に見て納得できるか」を大切にしています。
まずはお気軽に弊社までご相談ください。
株式会社プラスナイス TEL:0120-20-9040
