マイホームを持つ手段として「中古住宅」を選ぶ方が増えています。価格の安さや立地条件の良さ、リノベーションの自由度などが魅力ですが、購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。今回は中古住宅を購入する際にチェックしておきたい3つの視点をご紹介します。
1. 建物の状態をしっかり確認しよう
中古住宅の最大の注意点は「建物の劣化具合」です。外観がきれいでも、見えない部分に問題が潜んでいることがあります。特にチェックしたいのは以下の点です:
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築年数と耐震性(1981年以前の建物は旧耐震基準の場合あり)
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雨漏りやシロアリ被害の有無
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基礎や構造材のひび割れ
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水回り設備の劣化状況
専門家による「ホームインスペクション(住宅診断)」の利用もおすすめです。購入前に客観的な判断材料を得られるため、安心感が大きくなります。
2. リフォーム費用を事前に想定する
中古住宅は購入後にリフォームを前提とするケースも多くあります。その際は、物件価格だけでなく、リフォーム費用も含めた総額で考えることが重要です。
たとえば、内装だけで済む場合と、水回りや断熱性能の見直しが必要な場合では、費用は大きく変わります。また、リフォームには時間がかかるため、入居希望時期から逆算してスケジュールを組むことも大切です。
3. 周辺環境やインフラもチェック
物件自体が良くても、生活環境が合わなければ快適な暮らしは難しくなります。以下のようなポイントも必ず確認しましょう:
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駅・バス停への距離、通勤・通学の利便性
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スーパー・病院・保育施設などの生活施設の充実度
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上下水道・ガスなどのインフラ整備状況
将来的な資産価値にも関わるため、街の発展性や自治体の支援制度なども視野に入れておくと良いでしょう。
まとめ|中古住宅購入には「情報」と「計画性」がカギ
中古住宅の購入は、新築にはない魅力がありますが、同時に「見えないリスク」も存在します。だからこそ、事前のチェックと専門家のアドバイスが重要です。私たち不動産会社では、物件選びから購入後のサポートまでしっかりとお手伝いします。ぜひお気軽にご相談ください!