中古戸建を購入する際の流れとポイント
「中古戸建を購入したいけど、何から始めればいいの?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。新築と比べて、手続きや確認事項が多くなる中古物件ですが、しっかりと流れを把握しておけば安心して進めることができます。今回は、中古戸建購入の基本的な流れとチェックポイントをご紹介します。
1. 資金計画を立てる
まず最初に行うのは資金計画の確認です。購入価格の他に、リフォーム費用や諸費用(仲介手数料、登記費用、住宅ローン手数料、火災保険料など)が必要になります。一般的に物件価格の10%程度が諸費用の目安です。
【ポイント】
住宅ローンの事前審査も早めに進めておくと、希望物件が見つかったときにスムーズに手続きできます。
2. 物件探し・内見
資金計画が固まったら、エリアや希望条件を整理し、不動産会社を通じて物件探しを開始します。中古戸建の場合、現地での内見が特に重要です。
【チェックポイント】
・建物の劣化状況(雨漏り、ひび割れ、傾き)
・周辺環境(騒音、日当たり、交通の便)
・リフォームの必要性
場合によっては専門家による建物診断(ホームインスペクション)を利用すると安心です。
3. 購入申込・契約
購入したい物件が見つかれば、購入申込書を提出し、価格や引き渡し時期の交渉を行います。条件が整えば、不動産売買契約を締結します。
【必要なもの】
・印鑑
・本人確認書類
・手付金(相場は物件価格の5〜10%)
4. 住宅ローン契約・残代金決済
売買契約後、正式に住宅ローンの申込をし、金融機関と契約を結びます。その後、物件の最終確認を行い、残代金を支払い、引き渡しを受けます。
5. 入居・リフォーム
引き渡し後、必要に応じてリフォームやクリーニングを行い、入居となります。入居前にリフォームをすることにより、その後の暮らしが快適になります。中古物件は物件検討の段階でにリフォームの見積りを取っておくと安心です。
まとめ
中古戸建の購入は、資金計画、物件選び、契約、ローン手続きと、段階ごとにしっかりと確認が必要です。しかし、新築よりも費用を抑えられたり、希望エリアで見つかりやすかったりと大きなメリットもあります。不安な点は、信頼できる不動産会社や専門家に相談しながら進めていきましょう。